けいしょう【敬称】

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数え方(読み方)・単位

一つ(ひとつ)

解説

⇒なまえ(名前)

意味

①人名や官職名などのあとに添えて、または単独に用いて、その人に対する敬意を表わす語。「殿」「様」「氏」「さん」「くん」などの類。
*皇室典範(明治二二年)〔1889〕一七条「天皇太皇太后皇太后皇后の敬称は陛下とす」
*国民性十論〔1907〕〈芳賀矢一〉九「徳川時代には手紙の宛名の下に書く敬称にも様とかき、殿とかくには大きな相違があり」
*唐人お吉〔1928〕〈十一谷義三郎〉一「また、彼女は、婢(はしため)を敬称なしに幾度でもコキ使ふと云ふ可なり困難なシゴトを覚えた」
 
②相手、または相手方の事物について敬意をもってさす表現。「御前(ごぜん)」「尊大人」「貴社」「高説」の類。
*風俗画報‐二五五号〔1902〕論説「未亡人とは字の如く夫子の死に後れたる妻女の自称なり、〈略〉近来の学者文士の類は之を以て寡婦を呼ぶの敬称なりと思ふもの多し」
*国民性十論〔1907〕〈芳賀矢一〉九「オ(御)はオホの略で、オホは大多等の語基で、これも敬称の接頭辞である」

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