けん【券】

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数え方(読み方)・単位

一枚(いちまい)、一片 (いっぺん) 、一綴り (ひとつづり)

解説

切符や入場券・引換券などはすべて「枚」で数えます。使用済みのものや半券は「片」で数えることもあります。複数のチケットが綴られているものは「綴り」でも数えます。
⇒チケット

意味

①邸宅、田地、荘園などの所有を証明する書付。手形。
*宇津保物語〔970〜999頃〕蔵開下「右大将、三条殿に、あのの給し家の券奉り給へり」
*源氏物語〔1001〜14頃〕須磨「領じ給ふ御庄・御牧よりはじめて、さるべき所々の券など、皆たてまつりおき給ふ」
*大鏡〔12C前〕一・三条院「三条院の御券をもてかへりわたらせたまうけるを、入道殿御覧じて」
 
②債券、証券、旅券、食券、入場券など券の字の付く切符類をいう。
*花柳春話〔1878〜79〕〈織田純一郎訳〉四三「唯た負債を償はんか為めに来れり。請ふ此券を収めよ、僕当さに去るへし」

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