けんだま/けん玉【剣玉/拳玉】

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数え方(読み方)・単位

一本(いっぽん)

解説

意味

木製のおもちゃ。長さ約二〇センチメートルの柄の一端をとがらせ、他の一端を皿状にえぐり、中ほどに糸を結びつけ、その糸の先に穴をうがった球をつけたもの。大正ごろから、柄を十字形にして皿を三つにするようになった。球を空中に投げて柄の先端にはめたり、皿の上に受止めて遊ぶ。また、その遊び。

*随筆・嬉遊笑覧〔1830〕一〇・上「安永六七年の頃、拳玉と云もの出来たり。猪口の形して柄あるものなり。それに糸を付て先に玉を結たり。鹿角にて造る其玉を投て猪口の如きものの凹みにうけ、さかしまに返して細きかたにとどむるなり。若うけ得ざる者に酒を飲しむ」

*明治世相百話〔1936〕〈山本笑月〉明治時代玩具屋風景「鉄の輪回しや剣玉は流行と同時にさっそくお仲間いり、剣の方へ玉を載せるのはちょっと手練を要するので、通学の途中にも歩きながら一心不乱」

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