けしょうばこ【化粧箱】

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数え方(読み方)・単位

一個(いっこ)、一折 (ひとおり)

解説

商品の見栄えをよくするための美しい箱のことで、「個」で数えます。「折」は折り箱や、折り詰め(折り箱に詰めた食品・菓子類)を数える語です。

意味

①化粧道具を入れる箱。
*あきらめ〔1911〕〈田村俊子〉一三「鰐魚皮(わにがは)の化粧箱が、机の上に硯箱やインキ壺と雑居してゐる」
*明暗〔1916〕〈夏目漱石〉一二二「彼は床の上に置かれた小型の化粧箱(ケシャウバコ)を取り除けて」
 
②進物用にする菓子、酒などを入れるため外部を装飾した紙や木などの箱。
*温泉宿〔1929〜30〕〈川端康成〉秋深き・一「毀れた鏡台、石鹸の空箱の化粧箱、古三味線、破れ蝙蝠傘」
*海辺の光景〔1959〕〈安岡章太郎〉「まるでチョコレートの化粧箱の色刷の絵のやうな風景をのぞかせた」

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