けしょうがみ【化粧紙】

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数え方(読み方)・単位

一枚(いちまい)

解説

⇒かみ(紙)

意味

①相撲で力士がからだをぬぐい清めるのに用いる紙。以前、四本柱のあった頃は土俵の柱につるしてあった。力紙(ちからがみ)。

*浄瑠璃・夏祭浪花鑑〔1745〕二「戦場での組打に勝利を得るも相撲の手。〈略〉緞子三本化粧紙(ケシャウガミ)お心付いたる下され物」
*古今相撲大全〔1763〕下本・力水清浄「化粧紙の事〈略〉化粧紙と号し、正面の四本柱の左右の柱に釣置き、すまふ取是をつかひ用ゆ」
*雑俳・玉の光〔1844〜45〕「いただいて・根もとへ埋る化粧紙」
 
②化粧をする時、おしろいのむらを落としたりするのに用いる柔らかい紙。
 
③缶詰などの缶の側面に巻いてある絵や模様の刷られた紙。
*風俗画報‐一三四号〔1897〕人事門「缶胴に石板摺を以て種々の摸様を画ける紙を貼附せり。これを化粧紙といふ」

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