けしょうまわし【化粧回し】

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数え方(読み方)・単位

一本(いっぽん)、一枚 (いちまい) 、一腰 (ひとこし) 、一点(いってん)

解説

「本」は関取の所有する化粧回しの数をいう場合に用いる語です。「枚」も用います。「腰」は腰につけるものを数える語です。横綱土俵入りには化粧回し3腰が必要で、「横綱三揃 (みつぞろ) いの化粧回し」ともいいます。

意味

①相撲で、十両以上の力士が土俵入りなどの際に用いる、飾りのある前垂(まえだれ)のついたまわし。宝暦(一七五一〜六四)頃から土俵入り専門に作られはじめ、繻子(しゅす)、緞子(どんす)などの地に美しい絵模様を刺し、縁飾りがついている。紀州回(きしゅうまわし)。

*雑俳・後の栞〔1816〕「二代目で・細字に過た化粧まわし」
*東京風俗志〔1899〜1902〕〈平出鏗二郎〉下・一〇・相撲「横綱免許とは化粧褌(ケシャウマハシ)の上に横綱をはることを特許せられ、日下開山の称号を称し得ることにて」
 
②競技に出場する牛や犬などにつける、飾りのある前垂のついたまわし。

*闘牛〔1949〕〈井上靖〉「牛を神戸に降ろしたら飛びきり派手な化粧廻しをさせて、神戸の街から西宮まで練り歩かせ」

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