けやり【毛槍/毛鑓】

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数え方(読み方)・単位

一本(いっぽん)、一筋 (ひとすじ) 、一条 (いちじょう) 、一柄 (ひとから)

解説

広く槍について、槍は「本」で数えます。古くは「筋」「条」でも数えました。「柄」は柄 (え) のある道具を数える語です。
⇒やり(槍)

意味

①先端のさやを鳥の羽毛でかざった槍。大名行列の先頭などで槍持ちが振るもの。
*大かうさまくんきのうち〔1605頃〕「から入御しんはつ みちゆきしたい〈略〉三十六番 御もちやり五十ほん 三十七番 御けやり三百ほん」
*浄瑠璃・日本武尊吾妻鑑〔1720〕二「明日は国入、お嫁入、二つ道具の行列に毛鑓、数鑓、大鳥毛」
*浄瑠璃・心中宵庚申〔1722〕上「早お立とお供廻りが振出す毛鑓、台笠立傘大鳥毛」
 
②「けやりむし(毛槍虫)」の略。

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