キャップ【cap】

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数え方(読み方)・単位

一個(いっこ)

解説

蓋 (ふた) の意味でも帽子の意味でも、共に「個」で数えます。

広く帽子について、麦藁 (むぎわら) 帽子・シルクハットなど、折りたたみにくい立体的な帽子類は「個」で数えます。水泳帽やニット帽・携帯用帽子のように、折りたためるものは「枚」でも数えます。商品としては「点」でも数えます。
⇒帽子(ぼうし)

意味

①ふちなしの、あるいは前部にひさしのついた帽子。

*開化評林〔1875〕〈岡部啓五郎編〉明治六年・東京雑詠「ラッコ製キャプ盛に流行、十の八九は偽物なり」
*舶来語便覧〔1912〕〈棚橋一郎・鈴木誠一〉「キャップ 帽子 Cap (英) ハットに比すれば平たき帽子にして縁(フチ)なきものを云ふ」
*夢声戦争日記〈徳川夢声〉昭和一七年〔1942〕一二月七日「あとで頭部の拡大鏡写真を見せてもらったが、潜水夫のかぶるキャップみたいな、グロテスクな顔をしていた」
 
②びん、缶などのふた。

*白く塗りたる墓〔1970〕〈高橋和巳〉「彼はカメラのキャップをはずし」
*草のつるぎ〔1973〕〈野呂邦暢〉一「水筒のキャップをとるのももどかしく口にあてた」
 
③鉛筆、万年筆などの先にかぶせるさや。
*真理の春〔1930〕〈細田民樹〉頭の上の街・七「中にマッチの軸ほどの、小さいキャップのついた女持ちの鉛筆があった」
*若い人〔1933〜37〕〈石坂洋次郎〉上・一一「キャップつきの赤い鉛筆」
 
④「きょうつうぶぶん(共通部分)(2)」に同じ。

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