ぎょうれつ【行列】

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数え方(読み方)・単位

一列(いちれつ)、一本(いっぽん)

解説

意味

①人や物などが列をつくること。列をなして進行すること。また、その列。
*学問のすゝめ〔1872〜76〕〈福沢諭吉〉三・一身独立して一国独立する事「これを譬へば盲人の行列に手引なきが如し」
*初恋〔1889〕〈嵯峨之屋御室〉「両側には杉、檜、楢などの類が行列を作って生えて居るが」
*山の力〔1903〕〈国木田独歩〉「厚紙の上の針が行列をして前後左右に動き始めました」
*吾輩は猫である〔1905〜06〕〈夏目漱石〉二「舶来の猫が四五疋ずらりと行列して」
 
②儀仗(ぎじょう)を整えて供奉(ぐぶ)の列をなして行くこと。また、その列。鹵簿(ろぼ)。
*今昔物語集〔1120頃か〕一二・九「朱雀登り、行列の作法実に貴し」
*太平記〔14C後〕一一・正成参兵庫事「路次の行粧、行列(ぎゃうレツ)の儀式、前々の臨幸に事替って」
*雑俳・出世丸〔1730〕「行列の崩れて見ゆる箱根山」
*日本読本〔1887〕〈新保磐次〉五「大名の通行には無数の武士御駕の前後に行列し『下に、下に』と声を掛け、人民は地上に拝伏し」
*隋書‐文帝紀「諸王侯将相等、以次行列」
 
③数字や文字を正方形または長方形に配列したもの。数・文字を成分または要素といい、横の並びを行、縦の並びを列という。マトリックス。

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