きくらげ/キクラゲ【木耳】

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数え方(読み方)・単位

一株(ひとかぶ)、一片(いっぺん)

解説

小売単位は「袋」「箱」などを用います。

広く茸について、シイタケやマツタケなど傘が大形のものは「本」、シメジやエノキタケ、マイタケなどの傘が小形で群生しているものは「株」で数えます。樹幹に棚状に生えるものは「枚」でも数えます。食用キノコの小売単位は「袋」「山」「パック」「ネット」「かご」など。
⇒茸(きのこ)

意味

①担子菌類キクラゲ科のきのこ。夏から秋にかけて山地の広葉樹の倒木や枯木に群生する。体は人の耳状で波状に屈曲し、直径三〜五センチメートルになり、外面は淡褐色で微細毛が生えるが平滑に見える。肉は寒天質でやわらかいが、乾燥すれば軟骨質となる。食用になり、特に中国料理でよく使われる。シロキクラゲやアラゲキクラゲなどがある。みみたけ。学名はAuricularia auricula 《季・夏》

*日葡辞書〔1603〜04〕「Qicurague (キクラゲ)。すなわち、ミミタケ〈訳〉茸の一種」
*俳諧・曠野〔1689〕員外「月の秋旅のしたさに出る也〈荷兮〉 一荷になひし露のきくらげ〈野水〉」
 
②(①と形が似ているところから)耳をいう。
*雑俳・二柱〔1743頃〕「木耳を積んで日本の置膾」
 
③肛門(こうもん)をいう、てきや・盗人仲間の隠語。〔日本隠語集{1892}〕

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