数え方(読み方)・単位
- 一枚 (いちまい) 、一着 (いっちゃく)
- 一領 (いちりょう) 、いち具 (いちぐ) 、一腰 (ひとこし)
- 一点(いってん)
解説
- 羽織・袴 (はかま) ・浴衣 (ゆかた) ・襦袢 (じゅばん) ・袷 (あわせ) ・重 (かさ) ねなど、着物類はもっぱら「枚」で数えます。「着」でも数えますが、一揃 (ひとそろ) いの衣装や装束をまとめて数える場合に用います。例:「晴れ着1着」
- 「領」は襟 (えり) を表し、襟を持って衣を数えたことに由来して、着物を数える語となりました。「具 (ぐ) 」は必要なものを備えることを表し、一揃いの衣服を数える語です。「具 (よろい) 」と同じで、裃 (かみしも) や狩衣 (かりぎぬ) などを数えます。袴 (はかま) は「枚」「腰」で数えます。
- 呉服店などで商品として着物を扱う場合は「点」を用います。唯一 (ゆいいつ) 持っている晴れ着のことを「一張羅 (いっちょうら) 」といいます。
意味
- 身に着る物の総称。ころも。衣服。
- 日本古来の衣服。和服。洋服に対していう。