きれつ【亀裂】

《スポンサードリンク》
 

数え方(読み方)・単位

一筋 (ひとすじ) 、一本(いっぽん)

解説

⇒ひび/ヒビ(皹)

意味

亀の甲の模様のようにひびが生じること。また、その裂け目。比喩的にも用いる。ひびわれ。
 
*夜行巡査〔1895〕〈泉鏡花〉六「薄氷は亀烈(キレツ)し居れり」
*土〔1910〕〈長塚節〉二一「洪水が齎した灰に似てる泥が一杯に乾いて大きな亀裂(キレツ)を生じて居る」
*帰郷〔1948〕〈大仏次郎〉牡丹の家「終戦時の地すべりで一度に家運が傾き財産税の取立てで、致命的に土台に亀裂が入ってゐた」
*白く塗りたる墓〔1970〕〈高橋和巳〉一一「親密で平和だった解説室の内部に亀裂が走り」
*韓駒‐聞蘇文饒将出都詩「騎驢兀兀無所之 破袖流風手亀裂」

《スポンサードリンク》
 



数え方人気 [TOP50]ビジネス文書数え方
季節用語の数え方名数一覧(1~100)