きせん【汽船】

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数え方(読み方)・単位

一隻 (いっせき) 、一艘 (いっそう)

解説

広く船について、使い分けに厳密な区別はありませんが、「艘」の方がボートなどの小型の船に用いられるのに対し、「隻」は大型の船(タンカーや客船など)を数える傾向があります。
⇒船(ふね)

意味

蒸気機関を動力とする船。また、一般に推進機関を用いて運航する大型船舶。蒸気船。
  
*万国公法〔1868〕〈西周訳〉序「方今天下一家四海一国、火車倹地〓船縮海、電機以通十里之信」
*広益熟字典〔1874〕〈湯浅忠良〉「キセン ジャウキセンノコト」
*花柳春話〔1878〜79〕〈織田純一郎訳〉付録三「一艘の船海波を圧し」
*改正増補和英語林集成〔1886〕「Kisen キセン」
*日本読本〔1887〕〈新保磐次〉五「かくして行く船は蒸気船即汽船なり」

語源

幕末までは、「蒸気船」という名称が最も多く用いられていたが、明治一〇年代には「汽船」が、一般的な名称となっていたと思われる。また、古くは「〓船」と書かれた。

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