きょうだい【鏡台】

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数え方(読み方)・単位

一台(いちだい)、一基 (いっき)

解説

据えてあるものは「基」で数えます。鏡が3枚組み合わさっている鏡台は「三面鏡」といいます。

意味

①鏡を立てる台。多く箱造りでひきだしなどがあるが、古くは台座に二本の柱が立っていてそれに鏡をかけるだけの簡単なものであった。鏡掛け。鏡立て。

*大安寺伽藍縁起并流記資財帳‐天平一九年〔747〕(寧楽遺文)「鏡台肆足」
*源氏物語〔1001〜14頃〕末摘花「わりなうふるめきたるきゃうだいの、唐櫛笥、掻上の箱など、とりいでたり」
*浮世草子・日本永代蔵〔1688〕五・二「又有家に行ば、古鉄買を呼入、鏡台(キャウダイ)の金物〈略〉爪をれの五徳ひとつ、取集めてから、銭百三十に直段付捨て行」
*洒落本・青楼昼之世界錦之裏〔1791〕「そばにありあふ鏡台(キャウダイ)の、かみそり箱に手をかくる」
 
②鏡掛けに立てかけた鏡。鏡の面。
*源氏物語〔1001〜14頃〕末摘花「わが御かげの、きゃうだいにうつれるが、いと清らなるを見給ひて」

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