きょうてん【経典】

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数え方(読み方)・単位

一枚 (いちまい) 、一巻き (ひとまき) 、一冊 (いっさつ) 、一部 (いちぶ) 、一巻 (いっかん)

解説

紙に書かれたものは「枚」、巻物は「巻き」、書籍としてまとめられたものは「冊」「部」で数えます。経典が複数の分冊に及ぶものはそれぞれを「巻 (かん) 」で数えます。

意味

(「きょうでん」とも)
 
①仏の説いた教えの言葉。また、それを書き記した書籍。仏典。経文。内典。経教(きょうぎょう)。

*今昔物語集〔1120頃か〕四・九「或る房には経典(きゃうでん)を読誦する比丘有り」
*妙一本仮名書き法華経〔鎌倉中〕六・如来寿量品第十六「如来ののべたまふところの経典(キャウテン)は、みな、衆生を度脱せんがためなり」
 
②一般に宗教において、その教徒の守るべき教えやきまりを示した神聖な書。また、その教えやきまり。キリスト教の聖書、イスラム教のコーランの類。経文。聖典。

*日葡辞書〔1603〜04〕「Qioden (キャウデン)〈訳〉書物」
*ロザリオの経〔1623〕三「カノ ニニンノ ヌスビトワ ワレト クルズヲ カタゲタルトワ qiodenni (キャウデンニ) ミエズ」
*西国立志編〔1870〜71〕〈中村正直訳〉四・一〇「加礼(カレイ)十六種の方言(〈注〉くにことば)を以て経典を訳出せり」

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