コンクリート【concrete】

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数え方(読み方)・単位

一袋 (ひとふくろ) 、一塊 (ひとかたまり) 、一切れ(ひときれ)

解説

「切れ」はコンクリートや石材の体積の単位です。「切 (さい) 」ともいいます。「ひと切れ」は1立方尺(約0.03m3)。

意味

土木・建築用材の一つ。セメントの誘導製品の一つ。結合材であるセメントに砂・砂利・小石・砕石などの骨材を適当な割合で加え、水で練り混ぜたもの。また、その硬化したもの。骨材により、普通コンクリート、重量コンクリート、砕石コンクリート、AEコンクリート、水密コンクリートなどがある。
 
*風俗画報‐二三号〔1890〕土木門「辰野工学博士の計画により地下数丈を堀り下げコンクリートを以て築成したれば」
*死体紹介人〔1929〜30〕〈川端康成〉九「港の荷揚げ場のやうなコンクリイトの台」
*ルネタの市民兵〔1949〕〈梅崎春生〉「黒い混凝土(コンクリート)の生地だけになった廊下」

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