コスモス/秋桜【cosmos】

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数え方(読み方)・単位

一本(いっぽん)、一株 (ひとかぶ) 、一輪 (いちりん)

解説

植物として扱う場合は「本」「株」、個々の花は「輪」で数えます。会話などでは花数を「つ」でも数えます。

広く花について、車輪の形にも似た、丸く花びらを広げる花は「輪」で数えます。1本の茎に複数咲く花は「つ」「個」、小花は「片」、群をなして咲く花は「むら」でも数えます。
⇒花 (はな)

意味

①ギリシア神話で、秩序整然とした調和ある世界。宇宙。秩序。⇔カオス。
*真理一斑〔1884〕〈植村正久〉一「蓋宇宙は井然たる秩序にて充満したるものなり。西人が之を『コスモス』と名け」

②({英}cosmos )
キク科の一年草。メキシコ原産で、日本へは一八八七年(明治二〇)ごろ渡来し、観賞用に広く栽培される。茎は直立して高さ一〜二メートルになる。葉は線形の裂片に細かく分かれた二回羽状で対生する。夏から秋にかけて、茎頂に、八個の舌状花と細い管状の中心花からなる径約六センチメートルの花が咲く。花は白・紅・淡紅・紅紫色、また、大輪咲き・八重咲きなどで多くの園芸種がある。おおはるしゃぎく。あきざくら。学名はCosmos bipinnatus 《季・秋》

*伶人〔1906〕〈金子薫園〉「こすもすの花はあるじが歌の趣と人の苦吟を笑むや宵の灯」
*田舎教師〔1909〕〈田山花袋〉五〇「天竺牡丹や遊蝶草などが咲いて居る。コスモスも大分大きくなった」
*葛飾〔1930〕〈水原秋桜子〉「コスモスを離れし蝶に谿深し」

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