ごい【語彙】

《スポンサードリンク》
 

数え方(読み方)・単位

一語 (いちご) 、一ワード(わんわーど・いちわーど)、一つ(ひとつ)

解説

「語」は文や文章の中の語数や、辞書の語彙項目などを数える語です。例:「2万語の語彙」

意味

①単語の集まり。一言語の有する単語の総体、ある人の有する単語の総体、ある作品に用いられた単語の総体、ある領域で、またはある観点から類集された単語の総体など。単語を集合として見たもの。

*国文学読本緒論〔1890〕〈芳賀矢一〉五「其語彙甚だ寡少にして、到底社会の錯雑せる万般の事物を精細に記載し得べからず」
*落梅集〔1901〕〈島崎藤村〉雅言と詩歌「語彙豊かならず」
*伸子〔1924〜26〕〈宮本百合子〉二・三「必要な表現が、彼女の貧弱な語彙(ゴヰ)に無いからばかりではなかった」
 
②一定の順序に単語を集録した書物。文部省編輯寮の「語彙」(明治四年)、上田万年・樋口慶千代の「近松語彙」など。
*国語のため〔1895〕〈上田万年〉今後の国語学「文部省が斯学の名家を集めて大成せんと企てたる語彙」
 
③(俗に)ある単語の集まりに属する単語。用語。
*「遊蕩文学」の撲滅〔1916〕〈赤木桁平〉三「その詩的情調たるや、単に語彙句法の彫琢と、感傷咏嘆の濫費とによって捻出せられたものであるから」
*学生と教養〔1936〕〈鈴木利貞編〉教養としての哲学〈桑木厳翼〉三「或る語彙は現今では一般の哲学中にも用ゐられて居て、其点では現代哲学の一要素とはなって居るが」

《スポンサードリンク》
 



数え方人気 [TOP50]ビジネス文書数え方
季節用語の数え方名数一覧(1~100)