数え方(読み方)・単位
一試合 (いちしあい・ひとしあい) 、一ラウンド(いちらうんど・わんらうんど)
解説
競技としては「試合」「ラウンド」で数えます。1試合は通常1ラウンド(18ホール)を規定の回数行います。打数は「1打」「2打」と数えます。規定打数(パー)より多いことを「3オーバー」、少ないことを「2アンダー」のように数えます。規定打数と同じであることを「イーブン(パー)」といいます。マッチプレーの場合、相手とのホール勝敗数の差を「1アップ」「2ダウン」のように数えます。
意味
球技の一つ。屋外コース上で静止した小さなボールをクラブで打ち次ぎ、定められたホール(穴)へ入れ、それに要したストローク(打数)によって優劣を争う競技。一八ホールを一ラウンドとする。定められた数のホールの総打数の多寡を競うストロークプレー(メダルプレー)と、各ホールごとの打数の多寡で優劣をきめるマッチプレー(ホールマッチ)とがある。
*学生時代〔1918〕〈久米正雄〉求婚者の話「この頃凝ってゐるゴルフ遊戯から疲れて帰ると」
*沢氏の二人娘〔1935〕〈岸田国士〉三「愛子の亭主が、ゴルフをやりに行く日だ」
*青鬼の褌を洗ふ女〔1947〕〈坂口安吾〉「ゴルフは華族とか大金満家とか、特権階級といふものの遊びで」