こくさい【国債】

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数え方(読み方)・単位

一口(ひとくち)、一本(いっぽん)

解説

参考までにファンドについて、基金・資金は「本」で数えます。国債・公債は「口 (くち) 」でも数えます。
⇒ファンド(fund)

意味

広義には、国家が歳入の不足を補うことなどのために負う金銭債務。また、それを示す債券。狭義には、借入金以外の長期の債務で、有価証券形態によるものをさす。募債の場所によって内国債と外国債に分けられる。
 
*太政官日誌‐明治二年〔1869〕五月二四日「国債私鋳之害、上下之困迫此極に至り」
*西洋事情〔1866〜70〕〈福沢諭吉〉初・一「若し戦争に由て非常の費あるときは国内に令を下し政府より手形を出して国人の金を借ることあり之を国債と名く」
*花間鶯〔1887〜88〕〈末広鉄腸〉中・一一「新たに租税を増加し新たに国債(コクサイ)を募集するに際して」

語源

①中国洋学書における訳語。英華辞書にも収録され、幕末から、中国の洋学書が日本に伝わったのに伴って日本語に入ってきたと考えられる。
 
②日本で初めて国債を発行したのは、明治三年(一八七〇)である。

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