こんだて【献立】

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数え方(読み方)・単位

一つ(ひとつ)、一食分(いっしょくぶん)

解説

⇒しょくじ(食事)

意味

①食卓に出す料理の種類や組み合わせや順序など。また、その予定を立てること。

*波形本狂言・宗論〔室町末〜近世初〕「いらぬこんだてをいわずとも早ふ法文をおときやれ」
*俳諧・西鶴大矢数〔1681〕第一「針たても所によりて替る秋 まだ献立にのせぬ蒲鉾」
*浄瑠璃・鎌田兵衛名所盃〔1711頃〕下「献立を聞ては振廻がうまふない。それ故かくす」
*談義本・根無草〔1763〜69〕後・自序「株(くひぜ)を守りて兎を獲へば、よき吸物の献立(コンダテ)ならんと」
*新続金色夜叉〔1903〕〈尾崎紅葉〉二「見好(みよ)げに献立して、彼の前に陳(なら)ぶれば」
 
②物事を行なう順序や、全体の組み立てなどの計画。

*浮世草子・好色一代女〔1686〕三・一「若い人は跡にさがりて、遊山茶屋の献立(コンダテ)、礼場よりすぐに悪所落の内談」
*俳諧・去来抄〔1702〜04〕故実「後あら野集の献立を見て、先師も我を折り給ひき」
*滑稽本・七偏人〔1857〜63〕二・上「おつりきだおつりきだ。シテ夫(それ)からのこんだては」

語源

献は酒をすすめることについていう。タテ(立)はゼンダテ(膳立)と同意〔大言海〕。

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