こんごうづえ【金剛杖】

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数え方(読み方)・単位

一本(いっぽん)

解説

意味

①修験者や巡礼者が持つ、八角または四角の白木の杖。長さは身長大。密教用具の独鈷杵(とっこしょ)に擬したものという。登山者などの用いる杖はこれを転用したもの。こんごうじょう。

*謡曲・安宅〔1516頃〕「金剛杖に縋り、足痛げなる強力にて」
*虎寛本狂言・蟹山伏〔室町末〜近世初〕「此金剛杖で甲を打砕いてやりませう」
*読本・春雨物語〔1808〕目ひとつの神「修験の柿染の衣肩にむすび上げて、金剛杖つき鳴らしたり」
*風俗画報‐三九号〔1892〕人事門「兜金篠掛金剛杖(コンガウヅエ)の扮装にてしづしづと上り」
 
②執金剛神がもつ金剛杵。

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