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こそで【小袖】

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数え方(読み方)・単位

一枚(いちまい)、一重ね(ひとかさね)

解説

「重ね」は上着と下着との備わった衣を数える語です。 ⇒着物 (きもの)

広く着物について、羽織・袴 (はかま) ・浴衣 (ゆかた) ・襦袢 (じゅばん) ・袷 (あわせ) ・重 (かさ) ねなど、着物類はもっぱら「枚」で数えます。「着」でも数えますが、一揃 (ひとそろ) いの衣装や装束をまとめて数える場合に用います。「晴れ着1着」
⇒きもの(着物)

意味

①袖口を狭くした垂領(たりくび)の長着(ながぎ)。肌着として用い、貴族も宿直衣(とのいぎぬ)のいちばん下に着けた。

*百座法談〔1110〕三月八日「このをのれがしたにきて侍こそでは、きたなくあかづきて侍れど」
*金葉和歌集〔1124〜27〕雑上・五八四・詞書「大原の行蓮聖人がもとへ小袖遣はすとてよめる」
*平家物語〔13C前〕五・富士川「かの女房のもとより忠度のもとへ、小袖を一かさねつかはすとて」
*十訓抄〔1252〕一・女房美作非常時作様体事「女房達、或ひは小袖に袴をきて、ぬけて落ちたり」
*太平記〔14C後〕一一・金剛山寄手等被誅事「聖(ひじり)形身の刀と、貞俊が最期の時著(き)たりける小袖とを持て、急ぎ鎌倉へ下り、彼の女房を尋ね出し、是を与へければ」
 
②礼服の大袖の下に着る衣。筒袖(つつそで)による名称であるが、盤領(まるえり)とするのが特色であり、一般の小袖と相違する。
*満佐須計装束抄〔1184〕二「らいふくをきる事。まづ烏帽(えぼう)をして、びんをかきこおる。つぎにしたうづ一枚をはく。つぎにこそでのうへに大口(おほくち)をきる」
 

絹の綿入れ。丸物(まるもの)。

*狂歌・永正狂歌合〔1508〕五番「世中は正月小袖今日たつをしらみ布子のうらみてぞきる」
*虎明本狂言・悪太郎〔室町末〜近世初〕「はじめ長刀もって、あくばうのごとく、刀をさいて、小袖をうちかけて、ようて出て」
*仮名草子・身の鏡〔1659〕上「当世のはやりとて〈略〉大刀に柄みじかく、袖ゆきせばき小袖(コソデ)に広帯を引むすび」
*浄瑠璃・五十年忌歌念仏〔1707〕中「これ此小袖とぬぎかへて、其布子を逢ふまでの形見に着んと」
*滑稽本・東海道中膝栗毛〔1802〜09〕五・追加「此だいだいこうは江戸とみへて、いづれも小そでぐるみに、みじかいおたちをきめた手やい」
 
④近世の具足の当世袖の一種。大袖に対していう。

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