こと【琴・箏】

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数え方(読み方)・単位

  1. 一張 (いっちょう) 一張 (ひとはり)
  2. 一面(いちめん)
  3. 一揃い(ひとそろい)

解説

  1. 「張 (ちょう) 」は琴を数える語で、「調 (ちょう) 」の字をあてることもあります。弦を張った楽器であるため「張り」でも数えます。
  2. 「面」は琴・太鼓・琵琶 (びわ) など、表面部分で演奏する日本古来の楽器を数える語です。
  3. 「揃い」は必要なものがそろっている道具や楽器などを数える語です。

意味

  1. わが国の弦楽器の総称。古く、琴(きん)の琴(こと)、箏(そう)の琴、大和琴(やまとごと)、和琴(わごん)、七弦琴、新羅琴(しらぎごと)、百済琴(くだらごと)などのすべてをいった。
  2. 箏(そう)の通称。文字には「琴」をあてることが多い。江戸時代以後の呼び名。
  3. (②が一三弦あるところから)一三の数をいう語。

語源

雅楽に用いる弦楽器は主に、渡来楽器である七弦の琴(きん)・一三弦の箏・四弦の琵琶と日本古来の六弦の琴で、楽制の整備に伴って六弦の琴は、神楽を奏する時は「大御琴」、渡来楽器とともに渡来楽を奏する時は和の琴の意で「和琴(わごん)」、また、「大和琴・東琴」とも言った。

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