こうばん【交番】

《スポンサードリンク》
 

数え方(読み方)・単位

一箇所(いっかしょ)

解説

意味

①(─する)順を追ってかわるがわる物事に当たること。交替して番に当たること。

*江戸繁昌記〔1832〜36〕五・千住「亦た謂る寄なる者有。昼に夜に、交番伎を演ず」
*航米日録〔1860〕二「一は港門の島上にあり、兵卒三十人交番して之を戍る」
*日本読本〔1887〕〈新保磐次〉六「かくの如き不時の変に備へん為、国中の壮年交番に出でて戦争の稽古をなす、これを徴兵と云ふ」
 
②「こうばんしょ(交番所)」の略。

*たけくらべ〔1895〜96〕〈樋口一葉〉五「折から靴音たれやらが交番(カウバン)への注進今ぞしる」
*落語・閉込み〔1897〕〈三代目柳家小さん〉「派出所(コウバン)の前でも」
*牛肉と馬鈴薯〔1901〕〈国木田独歩〉「僕は一切夢中で紅葉館の方から山内へ下りると突当(つきあたり)にある彼(あ)の交番(カウバン)まで駈けつけて其由を告げました」

《スポンサードリンク》
 



数え方人気 [TOP50]ビジネス文書数え方
季節用語の数え方名数一覧(1~100)