こうか【効果】

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数え方(読み方)・単位

一つ(ひとつ)

解説

意味

①ある働きかけによって現われる目立った結果やききめ。多くはこうすればこうなるだろうという予期や意図をもってすることにいう。
*国会論〔1888〕〈中江兆民〉「貴富人が往々政事に冷淡なるは畢竟性理自然の効果(コウカ)とも謂ふ可き原因の存する有り」
*灰燼〔1911〜12〕〈森鴎外〉七「意外なのは、節蔵の此気分が周囲の人に及ぼす效果である」
*星座〔1922〕〈有島武郎〉「或る程度までの効果を挙げることが出来たのだ」
 
②演劇、映画、放送番組などで、聴覚や視覚に訴えて、その場面に情趣や真実味を加えるもの。煙を出したり雪や雨を降らせたり、その他、擬音、照明などをいう。また、その担当者。エフェクト。
*百鬼園随筆〔1933〕〈内田百〉百鬼園先生幻想録「周囲の騒音や、群衆の喧噪の効果を現はす位の仕掛けは、何でもなく出来る筈である」
*忘却の河〔1963〕〈福永武彦〉三「大道具や小道具や衣裳の制作の他にも、効果や照明などのメンバーはそれぞれ研究に余念がなかった」
*巷談本牧亭〔1964〕〈安藤鶴夫〉金魚玉「汽車や自動車の音、かなしげな尺八があって、あわれ秋の虫の声などと、ひと通り効果の音まで揃って」

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