こうこく【広告】

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数え方(読み方)・単位

①一本(いっぽん)、一枚 (いちまい)
②一行 (いちぎょう) 、一段 (いちだん)

解説

①スポンサーなどの広告数は「本」で数えます。テレビやラジオのコマーシャルも「本」で数えます。広告紙やチラシ・ビラは「枚」で数えます。

②新聞に掲載する広告は「行」「段」を単位として数えます。

意味

①世間に広く知らせること。ひろめ。

*音訓新聞字引〔1876〕〈萩原乙彦〉「広告 クヮウコク ヒロクツク」
*郵便報知新聞‐明治一六年〔1883〕二月八日「伊勢新聞の紙上を以て縁談広告と大言して、〈略〉広告したる其翌日」
*当世書生気質〔1885〜86〕〈坪内逍遙〉八「新聞紙へ広告(クヮウコク)を致して、百方さがしましたが」
*将来之日本〔1886〕〈徳富蘇峰〉六「而して今日に於ては彼の兵備なるものは独り生産を保護するの必要品に止らず。又生産機関の勢力を天下に広告するの驕奢品たるが如きの状あるは実に吾人か尤も奇異の現象なりとして観察する所のものなり」
*政党評判記〔1890〕〈利光鶴松〉一一「文章の拙劣を披露し、学問の浅薄を広告すると同一なることは」
*坊っちゃん〔1906〕〈夏目漱石〉一「幸ひ物理学校の前を通り掛ったら生徒募集の広告が出て居たから」
*侏儒の言葉〔1923〜27〕〈芥川龍之介〉広告「その為に一言広告します。尤もこれを公にするのはわたくしの発意ではありません」
 
②商品や興行などを世間に知らせるために宣伝すること。商業上の宣伝。また、その文書など。
*東京風俗志〔1899〜1902〕〈平出鏗二郎〉上・二・開店及び看板「商家の開業は特に盛にす。或は先づ新聞に広告し、引札を四方に配り」
*家〔1910〜11〕〈島崎藤村〉下・四「芝居の広告の幟(のぼり)が幾つとなく揃(そろ)って、二階の欄(てすり)の外を通り過ぎた」

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