こうさい【公債】

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数え方(読み方)・単位

一口(ひとくち)

解説

⇒ファンド

意味

国または地方公共団体が、歳入の不足を補うためなどに、国民、団体、外国などから借り入れる金銭の債務。また、その証書。その債務者が国家の場合を国債、地方公共団体の場合を地方債、発行場所が外国である場合を外国債、国内の場合を内国債という。
 
*音訓新聞字引〔1876〕〈萩原乙彦〉「公債 コウサイ カミノカリ」
*内地雑居未来之夢〔1886〕〈坪内逍遙〉一二「資力に乏しいのが遺憾なれど、年来忍苦したる結果が…公債(コウサイ)五百円」
*大蔵省官制(明治三一年)〔1898〕六・二・六「府県郡市町村其の他公共組合の公債に関する事項」
*自然と人生〔1900〕〈徳富蘆花〉写生帖・雨後の月「いっその事公債(コウサイ)にでも引換へて置いたがよからふと云ふことで」
*厚物咲〔1938〕〈中山義秀〉「息子は政府から戦傷手当を公債で三百円余うけるとそれを現金に換へて百円を懐にし」

語源

「公債」という名称は明治二年(一八六九)それまでの御用金に五年という流通期限を付けて「金札引替公債証書」が発行され、のち一八七三年に条例が布告されて定着した。

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