こうせい【校正】

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数え方(読み方)・単位

一校(いっこう)、一回(いっかい)、一度(いちど)

解説

「校」は校正の回数を数える語です。1回目は「初校」、2回目は「再校」、3回目は「三校」といいます。

意味

①文字、文章をくらべあわせ、誤りを正すこと。きょうせい。校合(きょうごう)。

*随筆・秉燭譚〔1729〕一「末に大学助教海宿彌広澄と題署す。校正の人とみえたり」
*授業編〔1783〕三「文字の誤〓(あやまり)は幾度も校正(カウセイ)し悪(あし)きところを改めて」
*西国立志編〔1870〜71〕〈中村正直訳〉九・二四「国人教養の制度を図謀し、日録に著はすところの諭旨の条目を校正(〈注〉アラタメ)し」
*改正増補和英語林集成〔1886〕「Kosei カウセイ 校正(シラベ タダス)」
 
②印刷物を印刷する前の過程で校正刷りを原稿に照らし合わせて、誤りを正すこと。また、「校正刷(こうせいずり)」の略。

*福翁百話〔1897〕〈福沢諭吉〉序言「原稿の校正にも多少の時を費すことなれば」
*生〔1908〕〈田山花袋〉三八「出版元から日毎に送って来る校正を見て居たが」
*フランス文壇史〔1954〜56〕〈河盛好蔵〉心情の能力は頭脳の能力より「まもなく校正が出て、すぐ彼は朱筆を入れ始めたが」

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