数え方(読み方)・単位
一基(いっき)
解説
塚は「基」で数えます。
⇒つか(塚)
意味
道ばたなどに庚申をまつった塚。多く、庚申青面(こうしんしょうめん)と三猿(さんえん)を彫った石などを立てる。道祖神といっしょにまつられている場合もある。
*雑俳・柳多留‐一七〔1782〕「間男はかうしん塚でとつかまり」
*随筆・奴凧〔1821〕「木曾道中には二十三夜と庚申塚の石表多し」
*野の花〔1901〕〈田山花袋〉三「古い庚申塚があって、見まい聞くまい語るまいが、〈略〉しょんぼりとして立ってゐる」