こうそう【構想】

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数え方(読み方)・単位

一つ(ひとつ)、一構想(いちこうそう)

解説

文語では「構想」でも数えます。

意味

①考えを組み立て、まとめること。特に、芸術作品を作るとき、主題・構成・表現形式などについて、組み立てまとめること。また、その考え。構思。

*坑夫〔1908〕〈夏目漱石〉「凡て運命が脚色した自然の事実は、人間の構想(コウサウ)で作り上げた小説よりも無法則である」
*東京の三十年〔1917〕〈田山花袋〉田舎教師「この作は、『蒲団』などよりも以前に構想したものであるが」
*美しい村〔1933〜34〕〈堀辰雄〉序曲「そこから一帯に見下ろせる樅や落葉松の林、その林の向ふに見えるアルプスの山々、さういったものを背景にして、一篇の小説を構想したりなんかしてゐるんです」
 
②想定すること。想像。

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