数え方（読み方）・単位
一門（いちもん）
解説
「門」は大砲などを数える語です。
意味
低空から高空までの侵入機を迎撃するための対空火砲。
＊凸凹放送局〔１９２９〕〈池部鈞〉景物詩・上野博覧会見物「之は高射砲（カウシャハウ）と云って、飛行機を撃ち落す大砲だ」
＊現代術語辞典〔１９３１〕「高射砲 飛行機を射つ大砲、海軍では高角砲といふ、一万二千メートルくらゐの高さまで射る」
＊夢声戦争日記〈徳川夢声〉昭和一七年〔１９４２〕四月一八日「高射砲の音が、時々響いてくるが、いかにも間のぬけた感じだ」
