こうず【構図】

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数え方(読み方)・単位

一つ(ひとつ)、一案 (いちあん) 、一図 (いちず) 、一パターン(わんぱたーん・いちぱたーん・ひとぱたーん)

解説

「図」は説明の理解を助けるために添えられた挿絵 (さしえ) ・デザイン画・スケッチなどを数える語です。

意味

絵画、写真などの画面の構成。その要素は、色・形およびそれらの組み合わせ、有機的結合、遠近法等で、作者の感覚、内的必然性によって特定の傾向をもつことが多い。また、広く芸術作品の諸要素の組み合わせ、構成の仕方をいう。コンポジション。
 
*冷笑〔1909〜10〕〈永井荷風〉一五「銅版画はいづれも同じ筆者かと思はれる極めてアカデミックな構図で」
*思ひ出す事など〔1910〜11〕〈夏目漱石〉二一「猶所々の穴へ、妻から聞いた顛末を埋めて、始めて全く出来上る構図(コウヅ)を振り返って見ると、所謂慄然と云ふ感じに打たれ」
*暗夜行路〔1921〜37〕〈志賀直哉〉四・一一「八枚の右の二枚は構図(コウヅ)からも描法からも」
*慈照院義政〔1965〕〈唐木順三〉善阿彌一夕語「構図は出来てゐた。まづ水を干す。石を入れる」

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