こざら【小皿】

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数え方(読み方)・単位

一個(いっこ)、一枚(いちまい)

解説

広く皿について、小皿は「個」で数えることもあります。「客」は接待のため、あるいは特別な機会のためにそろえてある道具を数える語です。まれに、鍋 (なべ) などの料理に使う口の広い器具などを数える「口 (こう) 」を用いることもあります。
⇒しょっき(食器)

意味

①小さい皿。てしお皿。
*破戒〔1906〕〈島崎藤村〉二一・一「小皿には好物の納豆も附いた」
*三四郎〔1908〕〈夏目漱石〉四「美禰子は其側に坐って、籃(かご)の中のものを小皿(コザラ)へ取り分けてゐる」
 
②「こざらばくち(小皿博打)」の略。
*洒落本・卯地臭意〔1783〕「ききやれ、頭が所に小ざらが出来てナ」
*歌舞伎・染竹春駒〔1814〕序幕「おれも半口乗らにゃアならぬ。それについてわい等にも、ちょっくりと、小皿(コザラ)で掬(すく)はせる事がある」
*歌舞伎・夢結蝶鳥追(雪駄直)〔1856〕三幕返し「昨夜(ゆうべ)貰った骨折代は、今朝から小皿(コザラ)で取られてしまひ」

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