こぜに【小銭】

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数え方(読み方)・単位

一個(いっこ)、一枚(いちまい)

解説

広く硬貨について、「枚」でも「個」でも数えられますが、目安として、500円玉程度の大きさのものなら「枚」、100円玉、50円玉以下の大きさなら「個」で数えます。
⇒こぜに(小銭)

意味

①少額の金銭。細かい金銭。また、こづかい銭。こせん。

*史記抄〔1477〕一四・扁鵲倉公「病時には貧なったほどに、ちっと病を治して、小銭をもまうけばやと思たれども」
*咄本・軽口御前男〔1703〕四・八「此ほどは葬礼がなふて小銭(こゼニ)に事かく」
*歌舞伎・お染久松色読販〔1813〕中幕「したたか門にたたせて置て、たった一文。しかも小銭で」
*暗夜行路〔1921〜37〕〈志賀直哉〉序詞「此女は〈略〉小さい黒革の手さげ鞄(かばん)を持って来た。それには、きまって沢山な小銭と、一揃ひの新しい花札と太い金縁の眼鏡(めがね)とが入って居たさうである」
 
②江戸時代、遊女をいう語。
*評判記・色道大鏡〔1678〕一四「伊勢の遊び女を彦右(ひこゑ)といひ〈略〉丹後にては小銭(コセニ)」

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