コルク【kurk】

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数え方(読み方)・単位

一枚 (いちまい) 、一個(いっこ)、一本(いっぽん)

解説

コルクボードは「枚」、コルク栓は「個」「本」で数えます。

意味

①植物の細胞壁にコルク組織が沈着した細胞層をいう。植物体の保護組織の一種。樹皮の外側に著しく発達し、軽くて弾力性に富み、熱、電気、音、水などに優れた耐性を示す。びんの栓、救命具、防音材、保温材などに利用される。地中海沿岸に生育するコルクガシから良質のものがとれる。キルク。
*写真鏡図説〔1867〜68〕〈柳河春三訳〉初「コルク(綿櫟の皮)を栓とし」
*途上〔1932〕〈嘉村礒多〉「余所の幼い子供が玩具の鉄砲の糸に繋がったコルクの弾丸で」
 
②《コーク・コロク》びんなどのコルク製の栓。キルク。
*西国立志編〔1870〜71〕〈中村正直訳〉一〇・二二「毎夕酒店に行き麦酒を飲みけるが、常に枳住(コルク〈注〉とっくりのせん)を聚め」
*東京日日新聞‐明治九年〔1876〕一一月一三日「精水の瓶が人の形に成て椅子に掛て居る図で栓(コロク)の処を帽子に見せたる」
*多情多恨〔1896〕〈尾崎紅葉〉後・九・一「壜を引寄せて、栓(コーク)を抜くと直に口に当支って」
*一千一秒物語〔1923〕〈稲垣足穂〉はたしてビールびんの中に箒星がはいってゐたか?「ポン! といってコルクが抜けた」

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