クリスマスツリー【Christmas tree】

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数え方(読み方)・単位

一本(いっぽん)

解説

小型のものは「個」でも数えます。

意味

クリスマスの装飾として立てる常緑樹。種々の飾りを施し、ろうそくを点じたりする。ふつう、樅(もみ)の木を用いる。《季・冬》
 
*東京年中行事〔1911〕〈若月紫蘭〉十二月暦「耶蘇降誕祭〈略〉クリスマス、ツリーなどと云って、二十八九日頃の間に、知人の子供などを招いて遊び戯れ、予め樹の枝に垂れ下げた色んなお土産などを取らせるやうなことも〈略〉行はれて居る」
*春と修羅〔1924〕〈宮沢賢治〉鈴谷平原「クリスマスツリーに使ひたいやうな、あをいまつ青いとどまつがいっぱいに生えてゐるのです」
*黒い蝶〔1955〕〈井上靖〉一「勘定台の横手に飾られてある大きなクリスマス・ツリー」
*アメリカひじき〔1967〕〈野坂昭如〉「点滅するランプだけをデコレーションにした静かなクリスマストリー」

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