ぐんかん【軍艦】

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数え方(読み方)・単位

一隻(いっせき)

解説

「艇 (てい) 」「艘 (そう) 」で数えることもあります。古くは「杯」でも数えました。
⇒ふね(船)

意味

①一国の海軍に所属し、海軍軍人が指揮する戦闘用の艦船。
*外国事情書〔1839〕「軍艦は僅に大船十二艘、中船二艘、小船五十艘」
*徳川禁令考‐前集・第四・巻三八・文久二年〔1862〕閏八月一七日「軍艦出入船名并船具等届方之儀に付御触書」
*行在所日誌‐二・慶応四年〔1868〕三月二七日「兼て用意ありし各藩の軍艦、仏国軍艦〈略〉碇泊せり」
*西国立志編〔1870〜71〕〈中村正直訳〉一・一三「英国一〓(いっぽう)の軍艦、この島より出帆すべき新聞をききて」
*新聞雑誌‐五号・明治四年〔1871〕六月「本営の兵と合し七八千人砲台の右側より経(たた)ちに河岸に操出(くりだ)し軍艦の帰路を絶んとす」
 
②旧日本海軍で、艦艇を類別したものの一つ。戦艦、巡洋艦、航空母艦、潜水母艦、敷設艦、海防艦、砲艦などを含む。駆逐艦、潜水艦、水雷艇などは含まない。
*海軍艦船条例(明治二九年)〔1896〕三条「艦船の種別左の如し 軍艦 駆逐艦 水雷艇 潜水艇 運送船 病院船 工作船 雑役船舟」
 
③質屋をいう、盗人仲間の隠語。〔隠語輯覧{1915}〕

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