数え方(読み方)・単位
一本(いっぽん)
解説
犬猫の首につける輪は「本」で数えます。
意味
①首にかける装飾用の輪。首飾り。ネックレス。
*改正増補和英語林集成〔1886〕「Kubiwa クビワ」
*Ambarvalia〔1933〕〈西脇順三郎〉拉典哀歌・紙芝居「この朝我れはすみれをたいて我がひややかなる頸輪をあたためた」
②犬や猫などの家畜の首にはめる輪。
*こがね丸〔1891〕〈巖谷小波〉一六回「扠(さ)て黄金丸には金の頸輪(クビワ)、鷲郎には銀の頸輪をとらして、共に家の守衛(まもり)となせしが、二匹も其恩に感じて忠勤怠らざりしとなん」
*吾輩は猫である〔1905〜06〕〈夏目漱石〉二「三毛子は正月だから首輪の新しいのをして行儀よく椽側に坐って居る」