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くさび【楔/轄】

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数え方(読み方)・単位

一本(いっぽん)

意味

①堅い木、または石や鉄でV字形に作り、物を割ったり、広げたりするために、または〓(ほぞ)穴に挿しこんだ部材が抜けないようにするために打ち込むもの。責木(せめぎ)。

*新撰字鏡〔898〜901頃〕「奈加江乃波志乃久左比」
*十巻本和名類聚抄〔934頃〕三「轄 轅端横木以縛振者也 野王案轄〈音割久佐比〉軸端也」
*名語記〔1275〕八「車のよこかみのはしにさす、くさびより事おこりて、一切の物のくつろぐには、くさひをさく歟」
*日葡辞書〔1603〜04〕「Cusabiuo (クサビヲ) シムル」
*俳諧・曠野〔1689〕員外「くはらくはらとくさびぬけたる米車〈落梧〉 挑灯過て跡闇きくれ〈野水〉」
*随筆・独寝〔1724頃〕下・一一三「此の一字がはづれては、なんの役にたたぬくさびのはづれたる車のごとし」
*一兵卒の銃殺〔1917〕〈田山花袋〉一五「そして宛てがったくさびの上を、桶を廻しながらトントンと軽く叩くと」
 
②物と物とをつなぎ合わせる役目のもの。絆(きずな)となるもの。

*狭衣物語〔1069〜77頃か〕三「夜の程にいとど閉ぢ重ねてける氷のくさびは、足もいみじう堪へがたうて歩みもやられ給はず」
*後拾遺和歌集〔1086〕冬・四二一「岩間には氷のくさびうちてけり玉ゐし水も今は漏り来ず〈曾禰好忠〉」
*洒落本・初葉南志〔1780〕「宵より朝迄皆男長兵衛めがお国衆三人をせかすやうにして己が銭儲にせし其くさびになったやうなものいかいたわけな事をした」
*戯作三昧〔1917〕〈芥川龍之介〉九「耳の遠いと云ふ事が、眼の悪いのを苦にしてゐる彼にとって、幾分の同情を繋ぐ楔子(クサビ)になったのであらう」

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