くし【櫛/梳】

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数え方(読み方)・単位

一個(いっこ)、一つ(ひとつ)

解説

細長い櫛は「本」でも数えます。「具」は、必要なものを備えることを表し、一揃 (ひとそろ) いの用具を数える語です。

櫛の歯は”くしけずる”ものであるため、刃物の刃と同様に「枚」で数えます。
⇒ブラシ

意味

  1. かみの毛をすいたり、整えたり、また、頭髪にさして飾りにしたりするのに使う道具。
  2. 塩ざけをいう、盗人仲間の隠語。

語源

記紀の中でイザナギの「ゆつつま櫛」、スサノヲの「くしいなだ姫」、さらにヤマトタケルが流れ着いたオトタチバナ姫の櫛を埋葬したことなど、巫女的な妻との関係を暗示させる場面に見られる。平安時代に斎宮が伊勢に出発する際、天皇が自ら斎宮に櫛をさしたのも、これと関係するものと思われる。

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