くうかん【空間】

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数え方(読み方)・単位

一つ(ひとつ)、一空間(いちくうかん)、一次元(いちじげん)

解説

「次元」は空間(数学的空間)の広がり方の度合を表す語です。直線は「一次元」、平面は「二次元」、立体的空間は「三次元」といいます。

意味

①物が何も存在しない、あいている所。また、上下四方の無限の広がり。
*西国立志編〔1870〜71〕〈中村正直訳〉一〇・五「一には工事、或は職務の空間(〈注〉テアキ)欠乏なること、二には疾病、三には身故なり」
*改正増補和英語林集成〔1886〕「Kukan クウカン 空間」
*三四郎〔1908〕〈夏目漱石〉一二「広い空間で、絶えず各自に、且つ勝手に、動くからである」
 
②哲学で、時間とともに、物体を規定する基礎的な概念。物体のすべての中身を取り去った後に残される場所の総体。時間。
*教育・心理・論理術語詳解〔1885〕「空間(クウカン)〈略〉人の事物を知るには其の事物が空間に存在して長、広、厚を有すと云へる観念附随せざるは無し」
*金毘羅〔1909〕〈森鴎外〉「夢は時間や空間の拘束を受けないものであるから」
 
③初等数学で、三次元ユークリッド空間。高度の数学では、集合の同義語として、また、位相空間、n次元ユークリッド空間、確率空間などの略称として用いられる。
 
④物理学で、物質が存在し、現象の起こる場所。

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