まめ/マメ【豆/荳/菽】

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数え方(読み方)・単位

一粒 (ひとつぶ) 、一莢 (ひとさや) 、一袋 (ひとふくろ) 、一叺 (ひとかます)

解説

豆は「粒」で数えます。空豆やグリンピースのように豆がさやに入っているものは「莢」でも数えます。小売単位は「袋」「叺 (かます) 」など。

意味

①マメ科の植物、またはその種子。
*万葉集〔8C後〕二〇・四三五二「道の辺の荊(うまら)の末に這ほ麻米(マメ)のからまる君を別(はか)れか行かむ〈丈部鳥〉」
*観智院本類聚名義抄〔1241〕「菽 マメ」
 
②マメ科の植物のうち、果実や種子などを食用にするものの総称。大豆、小豆、空豆、豌豆など。
*枕草子〔10C終〕一〇八・方弘は、いみじう人に「まめ一もり、やをらとりて、小障子のうしろにて食ひければ」
*徒然草〔1331頃〕六九「豆のからを焚きて豆を煮ける音のつぶつぶと鳴るを聞給ければ」
*植物学語鈔〔1886〕〈松村任三〉「Legume. Mamezaya. Mame 莢」
 
③特に、大豆をいう。
*日本書紀〔720〕神代上(兼方本訓)「腹の中に稲生れり。陰(ほと)に麦及び大豆(マメ)・小豆(あつき)生れり」
*十巻本和名類聚抄〔934頃〕九「大豆 本草云大豆〈徒闘反〉一名菽〈音叔 末米〉」
*大鏡〔12C前〕五・道長上「先は、北野・賀茂河原につくりたるまめ・ささげ・うり」
*日本植物名彙〔1884〕〈松村任三〉「オホマメ マメ 大豆」

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