まんが/マンガ【漫画】

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数え方(読み方)・単位

一点(いってん)、一作品(いちさくひん・ひとさくひん)、一作(いっさく)、一冊 (いっさつ) 、一部 (いちぶ) 、一本(いっぽん)、一齣 (ひとこま・ひとコマ)

解説

作品としての漫画は「点」「作品」「作」で数えます。漫画本は「冊」で、その発行数は「部」で数えます。テレビアニメ番組やアニメ映画は「本」で数えます。漫画家が抱える連載の数は「本」で数えます。漫画の中のそれぞれの絵は「齣(コマ)」で数えます。例:「4コマ漫画」

意味

①(─する)自由奔放な筆致で絵を描くこと。また、その絵。風俗画、戯画、滑稽画などの類。そぞろがき。
*草枕〔1906〕〈夏目漱石〉三「北斎の漫画も全く此(この)動の一字で失敗して居る」
*黴〔1911〕〈徳田秋声〉三六「画仙紙などを拡げて、恍(とぼ)けた漫画の筆を揮った」
 
②({英}caricature の訳語)
特に、社会批評、風刺などを主眼とした単純軽妙な絵。ポンチ絵。一こま、四こまなどで、ふきだしを伴う場合もある。また、物語などを、絵と、ふきだしに書き込んだ会話でつづるもの。本来、滑稽さを主眼としたものだが、劇画、ストーリー漫画の類も含んでいう。漫筆画。

*自画像〔1920〕〈寺田寅彦〉「或は其の点に行くと却って日本画の似顔とか或は漫画のカリカチュアの方が見込がありさうに思はれた」
*日本漫画史〔1924〕漫画の字義と意味〈細木原青起〉「漫画(マングヮ)は人世の機微に喰ひ入って其実相を穿つを第一義に置き、美を其次ぎに置く丈の相違である」
*全権先生〔1932〕〈佐々木邦〉日曜の朝「『俺(わし)が起す』とお父さんが立ち上った。日曜漫画(にちえうマングヮ)を見てゐた銀次郎君は、『面白いぞ』と言って、ついて行く」
 
③鳥「へらさぎ(篦鷺)」の異名。
*薬品手引草〔1778〕「漫画(マング) 鵜鴣也」
*重訂本草綱目啓蒙〔1847〕四三・水禽「鵜〈略〉漫画は へらさぎ」

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