まんじゅう【饅頭】

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数え方(読み方)・単位

一個(いっこ)

解説

広く菓子(かし)について、和菓子のうち、饅頭 (まんじゅう) や餅菓子 (もちがし) は「個」、羊羹 (ようかん) は「棹 (さお) 」「本」で数えます。
⇒かし(菓子)

意味

小麦粉、米粉、蕎麦粉などに、ふくらし粉や甘酒の搾り汁と水を加えて発酵させた皮にあんを包み、下側を平らに、上部を丸く形づけて蒸したもの。中国のマントーが起源といわれるが、中国のマントーは中にあんを包まないのが一般的。日本には鎌倉初期に渡来し、暦応年間(一三三八〜四二)に中国から帰化した林浄因が、奈良でつくり、売り出したという。
 
*正法眼蔵〔1231〜53〕示庫院文「もし在家より饅頭・乳餠・蒸餠等、きたらんは、かさねてむしまゐらせて」
*太平記〔14C後〕三八・太元軍事「父老今劔を売て饅頭(マンヂウ)を買ふ。其用何事ぞや」
*黄表紙・米饅頭始〔1780〕「まつち山のふもとへもちみせをいだし、およねが思ひ付にて一種のまんぢうをせいしはじめければ」
*門〔1910〕〈夏目漱石〉一六「宗助は始めて此饅頭(マンヂュウ)の蒸して間もない新らしさに気が付いた」

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