数え方(読み方)・単位
一個(いっこ)、一つ(ひとつ)
解説
意味
①衣料品店などで、衣服・帽子などを着せて陳列する等身大の人形。マネキン人形。マヌカン。
*真理の春〔1930〕〈細田民樹〉森井コンツェルン・一五「マネキン眺めて驚いた。まるで人間そっくりだ」
*黒い影〔1949〕〈阿部知二〉「華やかな色彩の布地やマネキンを照し出している店の方を」
②衣服・化粧品などを着たりつけたりして、その製品を宣伝・販売する女性。マネキンガール。マネキン嬢。
*暢気眼鏡〔1933〕〈尾崎一雄〉六「マネキンなどと美貌が元手の為事」
*故旧忘れ得べき〔1935〜36〕〈高見順〉一〇「あたし、マネキンにならうかしら」