まつり【祭り】

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数え方(読み方)・単位

一つ(ひとつ)、一回(いっかい)、一度(いちど)

解説

祭りの種類は「つ」で数えます。祭りの開催数は「回」で数えます。「度」は開催頻度を数える傾向があります。例:「7年に1度の祭り」

意味

①(─する)神仏をまつること。神仏・祖霊などに奉仕して慰撫・鎮魂したり感謝・祈願するための儀式。祭儀。祭祀。祭礼。
*日本書紀〔720〕神代下(兼夏本訓)「又、祭祀(マツリ)を当主(つかさと)らむは、天穂日命是なり」
*源氏物語〔1001〜14頃〕総角「まつり、はらへ、よろづに至らぬ事なくし給へど」
*大慈恩寺三蔵法師伝永久四年点〔1116〕三「宍血を取りて、用以て之を祠(マツリ)す」
*わらんべ草〔1660〕三「つまをめとらず子なくして先祖のまつりをたつ」
*引照新約全書〔1880〕馬太伝福音書・一二「われ矜恤(あはれみ)を欲(このみ)て祭祀(マツリ)を欲ずとは如何なることか」
 
②特に、京都、賀茂神社の葵祭。《季・夏》
*蜻蛉日記〔974頃〕上・康保二年「このごろは四月、まつり見にいでたればかのところにもいでたりけり」
*徒然草〔1331頃〕一九「灌仏の比(ころ)、祭の比、若葉の梢涼しげに茂りゆくほどこそ」
*俳諧・炭俵〔1694〕上「祭まであそぶ日なくて花見哉〈野坡〉」
*和訓栞〔1777〜1862〕「歌集にまつりとのみいへるは賀茂の祭をいふ也」

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