まわし【回し】

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数え方(読み方)・単位

一枚 (いちまい) 、一本(いっぽん)

解説

腰に巻くふんどしは「枚」で数えます。
⇒ふんどし(褌)

力士が相撲 (すもう) を取るときに締める回しは「本」「枚」で数えます。
⇒けしょうまわし(化粧回し)

意味

①ふんどし。下帯(したおび)。また特に、相撲の力士が腰につける布帛。
*浄瑠璃・五十年忌歌念仏〔1707〕上「ヲヲ男じゃ物まはしをせいでよいものか」
*物類称呼〔1775〕四「犢鼻褌 ふどし〈略〉畿内及美濃近江にて、まはしといふ」
*洒落本・通気粋語伝〔1789〕三「『して此ぢうはなしの、まわしは出来たか』『いやまだとりかかりませぬ。此秋角力(すもう)の間にあはせたふござります』」
 
②着物の上に引き回して着る袖のない男性用外套。二重まわし。《季・冬》
*風俗画報‐二二号〔1890〕器財門「まはしの立派なるは用ふるもの少なくなりて多くは二重外套に代へぬ」
*くれの廿八日〔1898〕〈内田魯庵〉五「男は煩(うる)ささうに外套(マハシ)の翼(はね)を背ろに煽って」
*三四郎〔1908〕〈夏目漱石〉一二「先生は黒い廻套(マハシ)を着て出た。懐手らしいが分らない」

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