みち【道】

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数え方(読み方)・単位

一本(いっぽん)、一筋 (ひとすじ) 、一条 (いちじょう) 、一つ(ひとつ)

解説

通常は「本」で数えますが、どこに通じるのか分からない小道、先が消え入りそうな野山の道や獣道 (けものみち) は「筋」でも数えます。町の整備された碁盤の目のような通りは「条」で数えます。人生の進路や進むべき選択にたとえた道は「つ」で数えます。「就職か進学か、2つに1つの道を選ぶ」

意味

人の行き来するところ。また、その往来にかかわる事柄をいう。

通行するための筋。通行の用に供せられる所で、地点をつないで長く通じているもの。道路。通路。また、船舶の通行のために水上に設定された路線。航路。

*古事記〔712〕下・歌謡「大坂に 遇ふや嬢子(をとめ)を 美知(ミチ)問へば 直には告らず 当藝麻知(たぎまち)を告る」
*万葉集〔8C後〕二・一二五「橘の蔭履む路(みち)の八衢に物をそ念ふ妹にあはずして〈三方沙彌〉」
*古今和歌集〔905〜914〕賀・三四九「桜花ちりかひ曇れ老らくのこむといふなるみちまがふがに〈在原業平〉」
*枕草子〔10C終〕一六七・遠くて近きもの「極楽、船のみち。人の中」
*源氏物語〔1001〜14頃〕桐壺「うちはし、渡殿、ここかしこのみちに、あやしきわざをしつつ」
*謡曲・丹後物狂〔1430頃〕「旅に雪間を道として、わが古里に帰らん」
*唱歌・電車唱歌〔1905〕〈石原和三郎〉「玉の宮居は丸の内、近き日比谷に集れる、電車の道は十文字」

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