みこし【御輿/神輿】

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数え方(読み方)・単位

一基 (いっき) 、一挺 (いっちょう)、一丁(いっちょう)

解説

原則としては「基」で数えますが、駕籠 (かご) のようにかつぎ上げるものなので「挺(丁)」で数えることもあります。

意味

①(御輿)輿を敬っていう語。古くは天皇の乗物を総称していう。
*日本書紀〔720〕継体即位前(前田本訓)「乗輿(ミコシ)を夾(はさ)み衛(まも)りて」
*万葉集〔8C後〕三・四七五「和豆香山(わづかやま) 御輿(みこし)立たして ひさかたの 天知らしぬれ〈大伴家持〉」
*霊異記〔810〜824〕上・四「太子見て、〓(ミコシ)より下りて、倶に語りて問訊ひ、〈興福寺本訓釈 見己之〉」
*栄花物語〔1028〜92頃〕鳥辺野「午時ばかりにぞ行幸ある。みこしより降りさせ給ふ程も心もとなく」
 
②祭礼のときなど、神体または御霊代(みたましろ)が乗るとされる輿。形は四角形・六角形・八角形などで、屋根の中央に鳳凰(ほうおう)などを飾り、台に二本の棒を貫いて、これを大勢でかつぐ。おみこし。しんよ。《季・夏》
*高野本平家物語〔13C前〕一・御輿振「十禅師の御輿(ミコシ)にも〓どもあまた射たてたり」
*文明本節用集〔室町中〕「神輿 ミコシ」
*諸国風俗問状答〔19C前〕阿波国風俗問状答・四月・五一「御こし、但緋縮緬の日覆かかり申也」

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